放浪風のライブ、旅、酒

ライブ鑑賞、旅、お酒好きな中年の物語

どうも明けましておめでとうございます 笑 こちらのブログでは今年初の投稿となりますが、何卒宜しくお願い致します。

5/8にONEFES 2日目に行ってきた。MCは前回と同じくパークマンサー氏が務める。
本当は初日も行きたかったけど、出勤日だった為泣く泣く断念。HAWAIIAN6とSHANK観たかったなあ…


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こちらは開催2日前の会場。骨組みと発電機が設置されていた。

シャトルバスで会場に到着すると、かなり人が多い。前回の開催は3年前であったけれども、それを遥に凌ぐ人の数だ。

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半年ぶりにラババンを着けます。

最初に観たのは地元富山のガールズポップバンドのDROPOUT。彼らを観るのは久し振りだったけど、他の大型フェス常連のバンドに全然負けてないし、むしろ食うくらいの勢いの演奏だった。
「Oursong」、「Infinity」はオスススですぞ。

DROPOUTの後は腹ごしらえ。今回はコロナウィルスの感染対策を取りながらの開催ではあったものの、アルコールの販売が解禁されていた。酒クズの自分としては嬉しい限りだし、改めてシャトルバスで来て良かったと思った。

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カルビとたまごのおにぎりとスーパードライ


昼食後はNUBOを観る。おそらく2年前のHAWAIIAN6の金沢公演の対バン以来だ。この日はリハーサルで「咲く花」を演奏していた。本番では一発目から「ナイモノバカリ」をぶち込んでくる。ここ最近は演奏しない時も多かったので驚きだった。それ以外でも「Circle」、「Such one」といった鉄板の曲はテンションが上がった。何よりも会場のシチュエーションとバンドがマッチしすぎていた。

NUBOが終わったら、SECRET7LINEを観る。こちらは何年振りかわからないけど、懐かしい曲を演奏してくれたので楽しかった。このバンドの経緯を知っている人ならばご存じかもしれないが、今もなお歩み続ける姿を見ると感慨深くもなる。

その後また小腹が空いたので、再びフードエリアに。何を食べようか迷っていたら、パークマンサー氏がプロデュースした「アホカレー」というカレーが目についたので、食べてみることに。

うまい!うまい!!うまい!!!

辛いのが苦手な自分好みの甘口で、野菜たっぷりの美味しいカレーだった。後から調べたら、アホカレーのアホとはスペイン語でニンニクを表しており、ニンニク入りのカレーとのこと。しかもパークマンサー氏が育てたニンニクを使用しているとのこと(パークマンサー氏は農業もやっておられます)。

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アホカレーとビール

アホカレーの後は打首獄門同好会。お茶の間でも結構お馴染みになってきたので、かなりの人の入りだった。彼らの代名詞でもある「日本の米は世界一」も久し振りに聴けて良かったけど、ONEFES出演オファーのエピソードが面白かった。

打首が終わった後は三度フードエリアに。アルコールを投入する為だ。今までビールのみであったが、お次は日本酒を吞むことに。銘柄は立山だ。

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清酒立山。中には何とシロエビが入っている!

日本酒が入って上手い具合にほろ酔い状態になったところでTHE CHERRY COKESを観る。酒が入った状態でのチェリコは最強だ。懐かしの「ジャイキリOP」曲を演奏してくれたし言うことなし。
そのテンションのままOLEDICKFOGGYも観た。チェリコ、オールディックを連続して観れる機会はフェスではまずないだろう。

その後は個人的にお目当てだったマークパンサー。パークマンサーではなく、マークパンサーである。そう、本家本元のglobeのあの人だ。マークがステージに上がるとパークマンサー氏とガッチリ握手を交わす。globeのMIXナンバーを軽快に奏でていくだけでもオジサン世代はアゲアゲだが、途中でパークマンサー氏が再び登場する。披露するのは当然「アホの歌」だ。オジサン世代は完全にアホになった。
最後はマークとパークがハグをして終わり、見事な夢のコラボを達成させた。

休憩がてらに早めの夕食を。地元で有名なハンバーガー店「ショーグンバーガー」のチーズバーガーとビール。お値段は張ったけど、それに見合う価値は十分あり。
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写真ではわかりづらいが、肉厚で超ジューシー。

その後はアルカラとRhythmic Toy Worldをチラ見する。その時間帯になると結構寒くなってきたので、後方のテントエリアに退避する。

キュウソネコカミも何年振りかわからないくらい久し振りに観たけれども、こんなにグルーブ感があるバンドだとは思わなかった。

そしてこの日の大トリのPANを観る。ボーカルのお母さんは富山県の出身と言うことで、何かと富山県にゆかりのあるバンドだ。「Z好調」、「今夜はバーベキュー」などといった軽快なナンバーで見事にオーディエンスをノリノリにさせるのは流石だった。アンコールでは人気餃子店の曲「ギョウザタベチャイナ」を披露してONEFESをシメた。最後に観客のスマホを掲げてホタルイカを表現したのは未だに印象に残っている。


実は富山県でライブを観るのはおそらく3年振りだと思われる。コロナ過で県内のライブハウスが撤退・休業してライブから遠ざかっていたけど、再び富山でライブが観られて良かった。
まだコロナ禍なので、マスク着用の徹底やダイブ・モッシュがない制限されたフェスではあったけれども、アルコールの販売を解禁したりと、日常が少しずつ戻ってきたように感じた。主催者の方々の努力は想像に難くはないだろう。
来年もまた参加したいし、開催してほしい。

ライブのブログを書くのは2年振りだけど、何とか書いてみようと思う。
先日京都で開催されたROTTENGRAFFTY主催のフェス「ポルノ超特急」の2日目に行ってきた。

実を言うと今年初のライブだったのだ。本来であれば7月の京都大作戦と8月のフジロックに行く予定だったが、コロナの感染拡大等の影響で断念せざるを得なかった。
そんな風潮だったので今年のライブはほぼ諦めていたけれども、コロナの感染者が8月に比べると少なくなってきたことと、久しぶりに生の音楽を聴きたいという欲求に駆られてチケットを購入したのだ。

コロナ禍のライブ・フェスということなので食事以外はマスクの着用の徹底、飲酒の禁止(持ち込みも不可)、ソーシャルディスタンスの徹底(モッシュ・ダイブも当然できない)、観客の声援の禁止などといった規制がかかったものだったけど、それでも好きな音楽をPC上でなくライブで聴けるという利点は大きいのだ。

12月18日 5時頃。地元より高速バスで京都駅に到着。雪がちらつく中、駅の公衆トイレで歯磨きと髭剃りという旅の朝のルーティンを終え、とある場所に向かう。

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京都 第一旭。

夜行バスで京都に着いた朝はここのラーメンを食べるのが好みだ。6時の開店前に10人ほど並んでいたけれども、運よく開店と同時に店内に入ることができた。

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今回頼んだのは特製ラーメン。朝食としては超ボリューミーではあるが、ここのスープは絶品だ。

朝ラーメンの後は電車の時刻までかなり時間があるので、駅地下のイスでひたすら時間潰し。俺一人だけだから何とかなったけど、これでツレがいたら確実にキレられただろう。

10時くらいにコインロッカーに荷物を預けて、地下鉄で竹田駅に向かう。竹田駅を降りて約15分ほど歩いて会場となる京都パルスプラザに到着。

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ポルノ超特急は3年振りの参戦。

例年だとリストバンドの交換だが、コロナ禍の現在ではスマチケを見せてからの入場となる。検温とアルコール消毒を終えて、特製の消毒スプレーを貰ってから会場に入るのだ。

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陽キャの皆様はこういうところで集合写真を撮る。

主催者のROTTENGRAFFTYとMCのやべきょうすけ氏の挨拶と恒例の「出発&進行~♪」の後、この日のトップバッターのDizzy Sunfistが登場。現在のメンバーで観るのは初めてだ。新旧のナンバーを程よく織り交ぜて楽しませてくれた。

次はハルカミライ。コロナ前にも観たことがあったけれども、コロナ禍の規制された中においてもエモーショナルさは半端なく、暴れられない観客の分まで動き回ってくれていた。ライブの終盤辺りに睡眠不足がたたってかなりフラフラになってしまったが…

3番手はNOISEMAKERだったけど、トイレ及び休憩の為途中で離脱。

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桜井食堂のチキンカレー。

再びライブ会場に戻って四星球を観る。本番前のリハーサルではTHE BLUE HEARTSのトレイントレインをやって盛り上げてくれたが、本番ではボーカルがサンタクロース姿に扮して登場して更に盛り上げる。その他でもROTTENGRAFFTYの「響く都」をカバーしたり、メンバーをイジったりして場を温める。笑い声は無かったけど、観客のマスクの下はニコニコだったに違いない。最後は用意したセットを使って「ロットンLOVE」という文字を表現してROTTENGRAFFTYへの愛を伝えてくれた(無理矢理)。

5番手はFear and loathing in Lasvegasだ。終始ダンサブルなナンバーをかき鳴らして観客を躍らせてくれた。今まで何度も観たことがあったけれども、今回のライブを観てマイブームが再燃した。

6番手は10-feet。ROTTENGRAFFTYと盟友であり、同郷の3ピースバンドだ。この日は「アオ」や「シエラのように」といったコロナ禍に作った曲をメインにしつつ、ロットンの代表曲である「金色グラフィティー」のカバーに加えて10-feetの代名詞である「RIVER」を混ぜて観客を盛り上げた。
最後に時間がないといって「その向こうへ」を途中で切り上げて終えたのも微笑ましかった。

そして最後は大トリのROTTENGRAFFTYだ。GtのKazuomiが療養による不参加の為、ギターの音だけ録音形式で行うライブとなった。SEの「610行進曲」と共にメンバーが登場して繰り出した曲は「ハレルヤ」だ。YOUTUBEでは何度も聴いてカッコイイ!と思っていた曲だけど、実際聴くと金色グラフィティーやTHIS WORLDと肩を並べる必殺チューンだった。他にも最新のアコースティック曲の「Goodby to Romance」に加えて「銀色スターリー」、そして十八番の「金色グラフィティー」で〆る。アンコールでは本家本元の「響く都」をドロップして集大成とした。


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また来やすよ。

その後は京都駅に戻って店探し。行こうと思っていた店が予約で一杯だったので、探すのに難儀した。
そんな時に見つけた店が「麺どころ晃庵 京都駅前店」である。

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まずは生ビール!

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ふぐの天ぷらと合鴨ロース。

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獺祭 三割九分 甘くて水のようであった。

こうして久しぶりの京都を満喫させて頂いた。

翌朝

チェックアウトまでホテルでひたすら横になる。前日からの疲れとライブ中のヘドバンで首が痛いのでじっと待機。

出発前に京都駅構内のイノダコーヒーに向かう。当初は本店に行こうと思っていたけれども、時間があまりなかったので構内の方で良いと判断した為。

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ビーフカツサンド。お値段はお高めだったけどジューシーで美味。

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食後はチーズケーキとコーヒー。

その後土産を買って地元に戻った。

京都に行ったのは一昨年の京都大作戦以来であり、約2年ぶりのライブ鑑賞であった。コロナ禍での規制がかかったライブで、かつての合唱ありの暴れるライブをずっと体感してきた者としては楽しめるか不安があったけれども、それらは見事に払拭された。生のライブは何と言っても音の大きさが違うし、地面からドラムやベースの低温がズン!ズン!とくる。こういったものはいかに高いオーディオ機器を導入しても再現は不可能だろう。そして、アーティスト側からも声を出したり暴れたりできない観客の分まで動き回り、歌い叫んで盛り上げようとする姿勢が随所に見られた。規制があったとしてもライブができるのとできないのでは雲泥の差があるのだ。

この先はオミクロン株が拡大して第6波が到来するので、当分は様子見ということでライブやフェスも難しいと思う。それでもデルタ株が猛威を振るった頃と比較するとワクチンの流通に加えて飲み薬も供給されるだろうから、ピークを過ぎればまた規制されたものが再開されるだろうと勝手に予測している。

かつてはライブ参戦も引退かなと思っていた時期もあったけれども、やっぱり生のライブは俺にとって欠かせないものだ。
来春以降もまた行きたいし、フジロックにも行きたい。


2日目の朝はのんびりと。朝食の時間までひたすらtwitterとにらめっこだ。

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苗場プリンスホテルの見事な朝食バイキング。当然ながらアルコールはなし。


朝食をとってからまただらりと過ごし、結局チェックアウト10分前まで滞在した。下手したら延滞料金を取られていた。

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チェックアウト時のホテル周辺。いつもはフジロックで訪れるのにな。

帰る前にホテル周辺を少し散策。プリンスホテルにはそれなりの客がいたが、周辺の道路はかなり空いていた。というよりも1分間に数台通ればいいくらいだった。



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日本ボロ宿紀行でも舞台になったこしじや旅館。この時期は営業していなさそうだった。

国道17号のいくつものカーブとトンネルをくぐり抜けて湯沢の市街地へ。折角湯沢まで来たのだからへぎそばでも食べて帰ろうと思った。
そこで入ったのが越後湯沢駅近くの「福寿庵」。駐車場が見当たらなかったので、店の人の許可を取って軒先にバイクを停めさせて貰った。
店に入った時は俺しか客がいなくて、店主の息子さんらしき子供がゲームをやっていた。こういう緩さがたまらないね。
そこでへぎそばを頼もうとしたけれども、へぎそばは2~3人前分のざるそばであり、1人前のざるそばと味は変わらないことを知らされた。へぎそばの「へぎ」とは容器のことを表すらしい。
正直頑張れば一人でそれだけ食べることも可能だったかもしれないが、万が一食べ切れないこともあり得たので、普通のざるそばにすることにした。それでも味は美味かった。

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ざるそば。普通に美味い。

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越後湯沢の福寿庵。へぎそばだけでなく、天ぷらもあるらしい。

その後は湯沢インターから関越道に乗ってひたすらバイクを走らせる。日本という土地柄ではどうしてもトンネルが多くなるのは仕方ないけれども、長時間走っていて何本もくぐり抜けているとかなり疲労が溜まってくる。
帰宅したのは夕方前であった。想定していたよりも早く帰れたのは良かった。

改めて断っておくが苗場に行ったのは緊急事態宣言が出る前の7月終わりである。
今回の苗場行きを決めたのが、その月の始めに行くことを計画していた「京都大作戦」が中止(延期)になってしまって代わりにどこかに行こうと思いついたのと、かねてからフジロックでゆかりのあった越後湯沢・苗場に別の形で訪れてみたいと思ったからだ。あとはこの時点でフジロックの開催及び参加が厳しいと踏んでおり、今を逃せば次に行けるのはいつになるのかわからないという思惑もあった。

感染が収まっていない状態で行くのに迷いがあったものの、公共交通機関よりも密になりにくいソロツーリングという形にして、大都市部よりは人流の量が少ないと判断したので今回に至った。そして、ブログを書いている現在(8/28)も自分及び周辺の人達に異常は見られていない。

現在は全国的にデルタ株が蔓延しており、県を跨ぐ行動は不可能な状態である。俺の勝手な予想だけれども、この調子だと3年間はずっと緊急事態宣言を続ける羽目になりそうでゾっとする。それどころか出勤だけはさせておいて土日や休日だけをピンポイントで狙った日本式のロックダウンもありそうだ。

まあ近いうちは無理だとしても、いずれどこかのタイミングで「ウィズコロナ路線」に切り替えなければ本当に経済がダメになってしまうので徐々に緩和されていくだろうから、その時に旅やライブも再開していく形になるだろう。俺がその時まで健康であればの話だが。

最後にこれはあくまでも俺の持論であるが、旅は行けるべき時に行っておくべしだ。昔の良き時代を知る者としてはしみじみと痛感している。

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